Tuesday, December 13, 2011

Vcasmoレポ

Vcasmoようやく使いました!今回はCLILのプロジェクトで使いました。どうやら、使わなかった間にアップデートされていたようです。使いやすくなりました。Vcasmoのsampleです。


9年生のHealthの授業のコンテンツの一つ、'Nutrition'を日本語で教えよう!ということになり、「お弁当作りを通じて、日本食が何故健康的なのかを知る」をテーマにCLILを行いました。食育ですね。まずキャラ弁(参考)で生徒のやる気を奮い立たせ、五大栄養素、食事バランスガイド(ピラミッド)の日米比較、うまみについて一汁三菜のコンセプト (blog動画)、お弁当について(品目の割合、色彩、デコレーション/詰め方)という流れで授業を進めました。授業はほぼ日本語でしたが、生徒はcriticalな質問、掘り下げた質問は「英語でもいいですか?」と言った後に発言していました。中々定着してきました。
生徒は毎回「たんぱく質が多いです!」、「ミネラルが少しです。」、「うまみは最高です。」など、突拍子も無く習った単語や表現を繰り返しながら、全体の授業を楽しんでいました。栄養素を漢字でやったりしたのですが、何とかついてきました。「コンテンツが食べ物」、「最後にお弁当を作る」というのがモチベーションになったようです。

Vcasmoを使うため以下を準備させました①お弁当クッキングムービー ②パワーポイントのお弁当(おかずと栄養素)スライド この2つをVcasmoにアップロードするだけなのですが、やはり色々と問題は起こるものです・・・

Vcasmo、及び他の新しいウェブツールやアプリ使う心構えがあります。それは「新しい道具は使わないと分からない」ということです。これはデジタルツールの作り手(dvelopers)と使い手(users)と両方に言えることです。作り手は「痒い所に手が届く」まで、アップデートを繰り返しますし、使い手は「使うと用途が見えてくる」という、自分の制作技術とアイディアのアップデートが必要になります。つまり、使い続けると問題解決能力が養えます。笑 ということでVcasmoの話しに戻りますが、まず無料のアカウントの制限で注意が必要です。早速、問題発生です。

①ムービーのアップロード容量が100MB。HDの動画ならアウトです。
②出来上がったプレゼンはVcasmoに、3ヶ月間だけ保存できる。

まず①の問題を解消するために、ムービーのサイズに気をつけなければなりません。iMovieでムービー編集後exportする時に、左の画像のようにサイズを選択することができます。が、しかし!せっかく小さくしても、
Vcasmoはm4vの動画フォーマットを受け付けてくれません・・・

ということで、converterを使わなければいけません。私はconverterをインストールするのが面倒だったので、iMovieから直接、YouTubeに動画をアップロードしました。それから、KEEPVIDでアップロードしたYouTubeの動画を、mp4のフォーマットでダウンロード。それからようやくVcasmoにmp4にしてサイズダウンした動画をアップロード。はっきり言って面倒です。笑
②の問題に関しては、消される前にダウンロードが何度でもできるので、アップロードした後すぐにでもダウンロードしてください。何か、ダウンロード、アップロードの繰り返しですね。

他の問題はありませんでした。Vcasmoでの編集は、パワーポイントのスライドのタイミングを、下の写真の様に矢印を動かして編集するだけなので簡単です。

仕上がりはこういった具合です。左が動画、右がスライドです。

今回は凝ったことをしていませんが、色んな機能があります。日本語で字幕もつけられるみたいですね。生徒のサンプルではなく、私が作ったサンプルがあるのでご覧下さい。動画の字幕とパワポの字幕があっていませんが、ご勘弁を。生徒には、パワポにレシピと栄養素をかかせるようにしています。