Monday, May 30, 2011

ICT活用指導力なるもの

今日はMemorial Dayですが、iPodTouchの漢字学習についての実施レポートの仕上げです。結構時間かかります・・・

iPad/PodTouchを教育に用いるような「携帯端末と学習環境」(Moblie Learning Environments)は今hot topicです。デジタル教科書もこの問題の類いですが、やはり使わないと利点や改善点が見えてきません。今回の私達が行ったiPodTouchプロジェクトはパイロットプログラムでしたが、来年度からは中学生の1学年全員がiPodTouchを持つことになり本格的になります。小学部には全員分のiPadが既に使用されているみたいです。

メディアを使った授業や学習が本質的に有効かどうかの検証は、まだまだ時間がかかりそうですが、このような文科省の興味深いリサーチ結果(第1節1.4 活用の効果)もありますし、来年も色々試してみようと思います。来年は、デジタル教科書もパイロットとして使う可能性が強いです。楽しみです。

最後に、日本でも教師のICT活用スキルが取り上げられるようになってきましたが、興味深いデータがありました。各質問項目を見てみると、必要なさそうなスキルもありますが、ウェブに関しての知識・自信があまりない教師が多いようです。ICT活動指導力チェックリストはここにありました。他の国では教師のICTスキルに対し、このような基準があるそうです。

もはや社会全体が情報化されているといっても過言ではないはずなので、ウェブのことがわからないというのは社会構造が見えない、というのは大げさですが、少し生活に影響があるのではないでしょうか。この本を見ればそのような状況がわかります。2006年に出た本ですが、今読むとそこで書かれている流れが現実で起こっていることを実感できます。そして、この本につながります。

ということで、仕事に戻ります。

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